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【久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ】南北接近は「半島の春」? 韓国艦撃沈の「主犯」が笑う白昼夢

3日、平壌での南北合同公演で一緒に歌う北朝鮮の金英哲・朝鮮労働党副委員長(左から3人目)と韓国の都鍾煥・文化体育観光相(同4人目)ら(韓国代表取材団・共同)
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 南北首脳会談を今月27日に控え南北は実務会談で詰めの調整を急いでいるが、議題は北朝鮮側の意向を優先する形になりそうだ。会談は南北軍事境界線にある板門店の韓国側施設「平和の家」で行われるため、韓国側では、『夫人は同行?』『金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長はどんな方法で境界線を越える?』などがもっぱらの話題。訪朝した韓国芸術団の平壌公演は北朝鮮側の客1万2000人が席を埋め尽くすなど和解ムードの中、韓国左派は「朝鮮半島の春」と盛り上がっているが、保守派は「アヘンの白昼夢」と酷評しており親北反北の左右対立は深刻化だ。

目玉は軍事境界線越え?

 実務協議は5日、7日とすでに2回開かれているが、首脳会談の議題は18日に予定される閣僚級会談で調整される。南北は3月初旬の韓国特使団の訪朝で首脳間のホットライン(直通電話)設置で基本合意しており、首脳会談直前に初通話を予定するなど、イベント性を重視して平和ムードを高める計画のようだ。

 韓国側は非核化問題のほか平和体制構築、終戦宣言などの政治議題とともに南北交流の活発化を具体化したい意向で、今月3日の韓国政府非公開懇談会では「主題を限定せず、あらゆる議論が可能」との意見が出るなど、韓国側の絞り込みができていないこともうかがわせている。

 肝心の非核化について韓国側は、金正恩氏が中朝首脳会談で明らかにした「段階的」で「(制裁緩和などと)同時並行的な」包括的合意に向けた路線を事実上、すでに支持している。

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