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【激動・朝鮮半島】国務長官指名のポンペオ氏、公聴会で北体制転換論を否定

ワシントンの連邦議会議事堂内を歩くポンペオ氏=AP
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 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領が、解任したティラーソン前国務長官の後任に指名したポンペオ中央情報局(CIA)長官は12日、上院外交委員会で指名承認公聴会に出席し、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の体制に関し、「私は、体制転換を主張したことはない」と述べた。

 ポンペオ氏は昨年、「金正恩体制を核システムから切り離すことはできると思う」と述べて体制転換を示唆したと報じられたが、6月初旬までに予定するトランプ大統領と金正恩氏の米朝首脳会談を前に否定した形だ。

 ポンペオ氏は公聴会に先だって同委員会に提出した書面証言で、北朝鮮の非核化を最も優先順位の高い外交課題であるとし、米朝首脳会談を通じて、「非核化を実現し、米国が北朝鮮の核兵器の危険の下に置かれるのを防ぐ」とした。

 また、ポンペオ氏は、過去に米国が行った北朝鮮との交渉記録を読んで研究したとし、「過去の過ちを繰り返さないという自信がある」と強調した。首脳会談に関し「大統領は交渉の席でいい加減な態度を取る人物ではない。私も同じだ」との考えも示した。

 イラン核合意に関しては今月下旬の先進7カ国(G7)外相会合に出席し、トランプ氏が破棄の是非を判断する期限の5月12日までに欧州などと合意の「欠陥」見直しを図るとした。

 一方、ロシアを危険な存在とみなし、米国の軟弱な対露政策は「今、終わる」と宣言したが、外交努力も続けると加えた。中国について、長年の知的財産侵害などを通じ「弱い米国の貿易政策を食い物にしてきた」と非難。東・南シナ海で挑発行為をしていると指摘した。ポンペオ氏は、空席の国務省高官ポストを早期に埋めるとも強調した。

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