PR

ニュース 国際

【歴史戦・第20部 孔子学院(2)】欧州の沿線国で関連行事急増 一帯一路に「奉仕」求められ

Messenger

 英国のブリティッシュ・カウンシルやドイツのゲーテ・インスティトゥートなどの国際交流機関とは「独裁主義国家の指示や資金を受ける点で大きく違う」とした。

>× × ×                

 懸念を裏付ける動きはある。14年7月、ポルトガルで孔子学院も関わり、中国に関する学会が開かれた際、訪問した学院本部トップが、冊子に掲載された台湾の学術交流基金の紹介に反発した。

 スウェーデンのストックホルム大学は15年、欧州初だった学院を閉鎖した。大学幹部は当時、「他国の資金を受ける機関を大学内に設けるのは問題だ」と現地紙に語った。

 欧州は今、メディアを通じた偽情報の拡散など、ロシアが欧州に影響を及ぼそうと仕掛ける「ハイブリッド戦争」に直面するが、ポゲッティは「ロシアはやり方が破壊的で目標も短期的。中国は責任あるグローバル・プレーヤーとみなされたいため、戦略は長期的で、ソフトな手法をとっている」と分析する。

 欧州では現時点で孔子学院に対し、米国ほどの反発は起きていない。だが、学院が中国政府の影響下にあるとの認識は関係者に広がっている。

 ポゲッティは孔子学院などを通じた中国の影響力増大への対処にも欧州連合(EU)の連携は重要とし、「中国国家に付随する機関が介入しようとする試みに関し、加盟国間で情報を共有することも手段だ」と述べた。(敬称略)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ