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【歴史戦・第20部 孔子学院(2)】欧州の沿線国で関連行事急増 一帯一路に「奉仕」求められ

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 大学周辺で市民にたずねると、孔子学院の認知度は高いとはまだいえないが、イベントなどで協力もする隣の薬局の男性店長は「一歩一歩だ。期待はとても大きい」と語る。

 市長のアレクサンダー・バドロウも「1年で文化的豊かさをもたらした。ヘルスツーリズムは大きなチャンス」と評する。

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 孔子学院本部のホームページによると、ロシアを含む欧州の学院数(孔子課堂は除く)は約170カ所。英国(23カ所)、ドイツ(19カ所)をはじめ各国をほぼ網羅する。中国の台頭ぶりを示すが、一方でその動きは警戒も生む。

 「独裁主義者の進行」

 ドイツのシンクタンク「国際公共政策研究所」と「メルカトル中国問題研究所」は2月、こんな表題の下、政治的な影響力の拡大のため、さまざまなレベルで行われる中国の試みに焦点をあてた報告書を発表した。

 報告書はその舞台を(1)政策決定を担う政治・経済エリート(2)メディア(3)市民社会と学術界-に分類。中国と関係を持つシンクタンクや留学生・学者団体などと並び、孔子学院は市民社会・学術界に働きかける手段の一つとの位置づけだ。

 共同執筆者の一人、メルカトル研究所のルクレチア・ポゲッティはその役割について「学術的議論に影響を与え、中国政府に不快な問題の議論を制限する」ことと指摘する。

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