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【朝鮮情勢 私はこう見る】日露抜きの協議枠組み容認か ロシア極東連邦大准教授 アルチョム・ルキン氏

ロシア極東連邦大学のアルチョム・ルキン准教授(本人提供)
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 金正恩(朝鮮労働党委員長)が中国を電撃訪問したのは、中国との関係を正常化し、米朝首脳会談に向けた立場を強化しておく思惑からだろう。中国が全面的に北朝鮮の側に立つことはないだろうが、米国にとっては、北朝鮮に圧力をかけるのが格段に難しくなった。核・ミサイル開発の一部を放棄させるだけでも、相当の譲歩を余儀なくされるのではないか。

 そもそも北朝鮮が米国との首脳会談を率先したのは、今が最も交渉に好都合だと考えたからだ。北朝鮮は核・ミサイル製造でかなりの成功を収めた一方、昨年秋に始まった厳しい制裁がまだ経済に破壊的な影響を与えていない。

 ロシアは、全ての関係国の利益を考慮し、政治・外交的に問題を解決せねばならないと考えている。昨年、段階的な解決のためのロードマップ(行程表)を提案した。

 第1段階は「二重の凍結」だ。米国が朝鮮半島での軍事活動を縮小し、北朝鮮は核・ミサイル開発を停止する。第2段階は、米国と北朝鮮、北朝鮮と韓国による直接対話だ。第3段階では、6カ国協議の再開による多国間協議を行う。第1と第2の段階は実現しつつあり、6カ国協議再開のチャンスが出てきたのだと言える。

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