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【緯度経度】対北融和政策の文政権に相乗りし“ヨイショ”? 政権とともに変わる韓国のテレビ 黒田勝弘

1日、北朝鮮の平壌で、公演前にリハーサルを行う韓国芸術団(AP)
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 平昌五輪の際の北朝鮮芸術団の韓国訪問のお返しで、韓国の芸術団が平壌を訪れた。そのときの公演の様子が5日夜、韓国で紹介された。それが何と、地上波のテレビ3社(KBS、MBC、SBS)全てがゴールデン・タイムの午後8~10時に同時放送したのだ。人気歌手勢ぞろいの公演で、政府提供によるタダみたいなものだから各局とも飛びついたのかもしれないが、対北融和政策の文在寅(ムン・ジェイン)政権に相乗りし“ヨイショ”した感は否めない。

 北での公演で出演者たちは、着飾って動員された北の観客を前に「こうした芸術交流がしょっちゅう行われ南北統一につながればいい」といったようなことを語り、韓国のテレビもそんなコメントをしていた。ところがこの南北芸術公演は韓国ではソウル公演を含め全部そのままテレビ放送されたが、北では放送されていないという。

 一見、ハイカラ(洋モノ)好きに見える若者世代の金正恩(キム・ジョンウン)も、特権層の自分たちだけ“資本主義文化の味”を楽しんで国民には許す気はないようだ。

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