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【湯浅博の世界読解】政権基盤が弱くなると外交力は失墜…腹黒い独裁政権に付け込まれるな

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 元来、米国の外交戦術や軍事行動は、英雄的ではなく、物量でシステムを構築して敵を圧倒する。例外はマッカーサー元帥による朝鮮戦争の仁川上陸作戦で、北を分断する見事な戦術を成功させた。だが、彼の成功はその1回だけで、補給を考えずに中国国境まで進撃して中国軍の介入を招いてしまう。

 逆に、欧州戦線のアイゼンハワー司令官は、派手な作戦はなく、収支勘定から敵を圧倒する戦力を構築する。やがてマッカーサーは解任され、アイゼンハワーが逆に大統領の座にまで上り詰めたのは、それが米国人にマッチしているからだ。

 トランプ大統領は、独善的なマッカーサータイプで、対外政策は独裁者の外交に似て、問答無用の政策を即決する。そうした過酷な荒波の中、安倍晋三政権は巧みに職務を遂行してきた。しかし、国内政争で政権の基盤が弱くなると、外交力はとたんに失墜する。周辺の腹黒い独裁政権は、そこに付け込むから要注意なのだ。(東京特派員)

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