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【激動・朝鮮半島】「非核化宣言」で米朝の板挟み 文在寅政権に大きな壁

3日、韓国・済州島で開かれた「4・3事件」の犠牲者追悼式に出席した文在寅大統領(共同)
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 【ソウル=桜井紀雄】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権は27日の南北首脳会談で、朝鮮半島の「非核化宣言」採択を目指している。ただ、先に完全な非核化を迫るトランプ米政権と「段階的措置」を求める金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の板挟みに遭い、非核化の具体案を打ち出すには、大きな壁に直面している。

 韓国大統領府高官は3日、首脳会談で非核化宣言の採択を計画しているとの一部報道を認める形で、「当然の話ではないか。会談の最も核心的な事案が非核化だ」と強調した。

 大統領府高官は先月30日にも「両首脳間の原則的宣言で大きなふたをした後、実務的に解決していく」との見通しに触れていた。ただ、「北朝鮮の核問題は25年間続いており、電源コードを抜けばテレビが消えるように、宣言で非核化が終わるものではない」と北朝鮮に一括妥結方式の適用は難しいとの見方も示した。

 トランプ政権は、北朝鮮に「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)」を求めており、5月に見込まれる初の米朝首脳会談でも一括妥結を迫ると予測される。ナッパー駐韓米代理大使は2日、記者懇談会で「われわれが(北朝鮮に)会うのはCVIDのため」で「これは妥協の対象ではない」と断言した。

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