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【ロヒンギャ問題】タイ南部沖にロヒンギャ難民 ボートに56人、危険な脱出拡大も

救出された、ミャンマーから来たロヒンギャ難民だという人たち=1日、クラビ(AP)
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 【シンガポール=吉村英輝】タイ南部クラビ県沖で1日、ミャンマーのイスラム教徒少数民族ロヒンギャとみられる56人を乗せたボートが停泊しているのが見つかった。国連推計で67万人以上のロヒンギャが隣国バングラデシュに逃れる中、同国の難民キャンプは飽和状態。ロイター通信は、ミャンマー脱出を試みるロヒンギャの「危険な航海」が拡大する可能性を指摘している。

 ボートは天候悪化のため、島の岩場近くで停泊したとみられる。地元民が食料などを提供した。AP通信によれば、乗船者はミャンマー西部ラカイン州を23日前に脱出したロヒンギャ。クラビ県当局者は乗船者を目的地のマレーシアに向かわせるという。

 マレー半島西のアンダマン海では2015年、ロヒンギャを乗せた多数のボートが漂流し注目された。最近は沈静化していたが、海が穏やかになるこの時期に増える傾向がある。

 ミャンマーでは、アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相が率いる政権の発足から3月30日で丸2年となった。だが、ロヒンギャ問題対応での無策を国際社会から批判され、1日の国民向け演説でも踏み込んだ発言を避けた。

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