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【金正恩氏電撃訪中】大気汚染深刻で「正恩ブルー」ならず 中国は“隠密訪問”で対北批判押さえ込み

金正恩氏訪中最終日の3月28日、マスクをして警備する北京市の警察官(ロイター)
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 【北京=西見由章】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の訪中にあたり、受け入れ側の中国当局は徹底的な情報統制で“隠密訪問”を実現させ、国内の対北批判を押さえ込んだ。一方、官製メディアは28日から積極的な報道に転じ、中朝両国の友好ムードを演出している。

 中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報(電子版)は28日の社説で、習近平国家主席と金正恩氏の会談実現が「世界を驚かせ、その成果は世界を沸き立たせた。中朝関係の新たな一ページをめくった」と自賛した。中国国営中央テレビ(CCTV)も正午のニュースで、金正恩氏訪中について冒頭14分間を割いて報じる異例の対応をとった。

 ただ中国国民にとって、金正恩氏の訪中は事後に知らされた“密室”のできごとだった。一行が視察した中国科学院文献情報センターの周辺では商店が一時的に閉店を命じられ、道路も封鎖されるなど、その滞在先や訪問先では徹底的に一般人を排除した。

 機密保持を優先し、青空をつくり出すための工場停止措置などを取らなかったこともあり、金正恩氏らの滞在中、北京では大気汚染に関して2番目に深刻な警報が発令され、有害物質を含んだ濃霧に覆われた。

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