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【金正恩氏電撃訪中】米朝会談決裂に備え 中国は対話の主導権握る

 北京駅に入る北朝鮮の要人を乗せたとみられる車列=27日(共同)
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 【北京=藤本欣也】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の中国訪問により、朝鮮半島情勢の局面は大きく転換した。北朝鮮は中国に頭を下げることで、安全保障問題、経済問題を打開する一挙両得を狙う。中国は南北首脳会談、米朝首脳会談の前に中朝首脳会談を実現させ、今後の非核化プロセスの主導権を握る形となった。中朝両国の関係改善は国際社会の対北制裁や米中貿易戦争の行方にも影響を及ぼしかねない。

 「金正恩氏が自ら中国に乗り込むなんて信じられない」。北京の外交関係者は一様に驚きを隠さない。

 中国の習近平国家主席は2014年、中朝間の外交慣例を破って北朝鮮より先に韓国を訪問し北朝鮮を激怒させた張本人である。以後、核・ミサイル開発を続ける金政権に、習政権は米国に協力する形で経済制裁を加え中朝関係は悪化した。

 このような経緯で行われた今回の訪中は、北朝鮮にとって背信者とでもいうべき習氏のもとに金氏が出向いて頭を下げたに等しい。なぜそこまでしたのか。

 中国の北朝鮮専門家は今回の訪中時期に注目する。

 米国では対北強硬派が国務長官、大統領補佐官(国家安全保障問題担当)に起用され、「(5月までに開催見通しの)米朝首脳会談が決裂すれば米国は軍事作戦に踏み切る」(韓国メディア)との見方が広がった。

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