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【激動・朝鮮半島】主導権握りたい中国、米強硬派を牽制したい北 関係改善で思惑一致

北京の釣魚台迎賓館に入る北朝鮮の要人を乗せたと見られる車列=26日(共同)
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 【北京=藤本欣也】北朝鮮の要人が26日、中国・北京入りし、中朝両国が関係改善に向けて動き出した。朝鮮半島情勢の緊張緩和に向けた動きが進む中、主導権を握りたい中国と、米国の強硬派を牽制したい北朝鮮の思惑が一致した形だ。

 「北朝鮮の特別列車が中朝国境を越えて遼寧省丹東に到着したらしい」「北朝鮮の要人が中国を秘密訪問しているようだ」

 26日、さまざまな情報が中国を駆けめぐり、日本大使館や韓国大使館などでは確認作業に追われた。

 予兆はあった。これまで北朝鮮の核・ミサイル開発を非難してきた中国官製メディアが3月以降、中朝友好を強調する社説を掲げることが多くなっていた。

 北朝鮮批判の急先鋒だった中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は19日付で「中朝の友好関係は決して韓米日の妨害を受けることはない」とする社説を掲載。朝鮮戦争を通じた中朝の「血の友誼」を強調した上で、「北朝鮮が単独で韓米日と対応するのは困難かつ危険である。中国の支持があれば韓米日との協議は有利になる」と関係改善を呼びかけていた。

 中国の習近平政権は、朝鮮半島をめぐる一連の緊張緩和の動きの中で蚊帳の外に置かれた。「朝鮮半島問題に中国が参加しないことはあり得ない」(中国国際問題研究院・国際戦略研究所の蘇暁暉副所長)などと焦りがあったのは事実だ。

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