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【朝鮮半島・私はこうみる】日米韓と北、共存政策が解決の道 ロシア元駐韓国大使 グレブ・イワシェンツォフ氏

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 米朝首脳会談の合意がなされたことについて、対北朝鮮制裁が役割を果たしたとは思わない。北朝鮮の経済成長は、制裁が強化された2012~13年に加速したのだ。問題は別のところにある。長距離の核・ミサイル兵器製造を終え、金正恩(キム・ジョンウン、朝鮮労働党委員長)は「米国からの安全保障という目的は達せられた。核・ミサイル競争は終わらせることができる」と決断したように思われる。

 北朝鮮は疑いなく、外交的な承認や制裁の緩和、経済支援といったことに向けた政治対話を望んでいる。これら(北朝鮮の要求)を全て明確にするためには、前提条件をつけずに詳細な交渉を行う必要がある。

 北朝鮮にとって、核・ミサイル計画は安全保障の盾であり、簡単に手放すことはない。北朝鮮は、大量破壊兵器(WMD)を放棄したリビアの元最高指導者、カダフィ大佐の命運を繰り返したくはない。

 したがって、米国と国際社会にとっての唯一の出口は、北朝鮮の安全を保証することについて、具体的に、誠実かつ透明に合意することだ。安全の保証は、疑いの余地が何ら出ないような、強固で説得力のあるものでなくてはならない。

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