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【李元大統領逮捕】裏金の“温床”めぐり攻防 見返りにサムスン電子会長を特赦か

 23日未明、ソウルの自宅を出る韓国元大統領の李明博容疑者(手前左)(共同)
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 【ソウル=桜井紀雄】巨額の収賄や横領などの疑いで、韓国元大統領の李明博(イ・ミョンバク)容疑者(76)を23日未明までに逮捕した検察は、起訴に向けて詰めの捜査を進める。最大の焦点は、李容疑者が事実上所有し、裏金づくりの“温床”となっていたと検察がみる一つの会社をめぐる李容疑者との攻防だ。

 李容疑者は23日午前0時過ぎ、ソウルの自宅から検察車両に乗り、ソウル東部拘置所に収監された。逮捕時に多くの支持者らが集まった前大統領の朴槿恵(パク・クネ)被告とは違い、拘置所周辺では支持者はほとんど見かけられず、車両に生卵を投げ付ける市民もいた。

 一連の捜査で、検察が最重要視してきたのが、自動車部品会社「ダース」だ。聯合ニュースなどによると、李容疑者は、同社の資金で裏金をつくり、メディア関係者や同僚国会議員への付け届けなどに充てていたという。検察は同社に対する横領の総額は約340億ウォン(約33億円)に上るとみている。

 ダースが米国で起こした訴訟の費用約500万ドル(約5億2千万円)をサムスン電子に肩代わりさせたという収賄の疑いも持たれている。見返りに、背任罪で有罪が確定し、執行猶予中だった李健煕(イ・ゴニ)サムスン電子会長を、大統領在任時の2009年に特赦したとの疑惑だ。

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