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中国が象牙取引禁止の成果アピール 代替品「マンモスの牙」取引活発化も

1月31日、香港立法会の前で、象牙の取引禁止を訴える人々(ロイター)
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 【北京=三塚聖平】中国政府が昨年末に国内の象牙取引を全面的に禁止した。アフリカゾウの密猟の原因になっているという国際的な批判の高まりを受けたもので、正規の宝飾店やインターネット通販などでは象牙を購入できなくなった。だが、絶滅したマンモスの牙など代替品の取引活発化が指摘されるなど、全面禁止後の動向を注視する必要がありそうだ。

 「象牙はない。禁止されたからどの店も同じだ」

 買い物客などでごった返す北京の繁華街、王府井の宝飾店で女性従業員が厳しい表情を見せた。店頭には象牙を使った商品はなく、水牛の角を使ったという腕輪などが売られていた。

 中国政府は2016年末に「象牙の非合法取引に打撃を与える」などとし、国内の象牙取引を17年末までに廃絶すると表明。これを宣言通り実行に移した形だ。20日閉幕の全国人民代表大会(全人代=国会)期間中にも成果が喧伝されており、国家林業局の劉東生副局長は「中国の象牙取引における施策を世界も注目している」と環球時報(電子版)で強調した。

 香港立法会(議会)も1月に、香港での象牙の商取引を21年末から全面禁止することを盛り込んだ条例改正案を可決。香港は中国などへの象牙密輸の中継地点とみなされていた。

 一方で、象牙の代替品の存在も注目される。

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