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【中国全人代】内憂外患の2期目スタート 国益擁護前面、「覇権唱えず」は本当か

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 外交問題はより切迫している。対トランプ米政権では貿易問題の先行きがみえないうえ、「台湾旅行法」の成立で台湾問題も懸案として急浮上。米中関係は一触即発の状況だ。朝鮮半島問題も米朝首脳に直接対話の機運が出たことで、中国がどのような役割を演じるか再考を迫られている。

 習氏が演説で「各国との協力を強化し、中国の改革・発展で人類を幸福にする」と言及した現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」も、外交の火種になる恐れが指摘される。南シナ海を通りアフリカ、欧州へ至る海路「21世紀の海上シルクロード」に位置するインドは公然と異を唱える。南シナ海では中国が人工島の軍事拠点化も進行中で、ベトナムなど関係国と不安定な状況が続く。

 「中国の発展は他のいかなる国の脅威にならない。中国は永遠に覇権を唱えず、膨張することはない」

 習氏は演説で、他国の利益を犠牲にして自国の発展を求めないと強調した。2期目の習政権は、その言葉が真実かどうか世界が見極める5年間となる。

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