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「知日派」王毅氏昇格 「日本に甘い」との批判を警戒し、強硬姿勢も

中国全人代の全体会議に臨む王毅氏=19日、北京の人民大会堂(共同)
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 【北京=西見由章】日本での勤務経験が長く、日本語も堪能な「知日派」の王毅外相が副首相級の国務委員を兼任することが決まった。日中外交筋の間でも王氏の昇格はおおむね歓迎されているが、今後の本格的な関係改善に向けて王氏の外交手腕の真価が試されることになる。

 「外交に携わる人たちがトップの習近平国家主席に近づくことで、こちらの声が少しでも上に伝わりやすくなるのはいいことだ」。王氏の昇格について、北京の外交筋はこう語った。

 中国ではこれまで、外交責任者たちの共産党内の地位は決して高くなかった。1期目の習政権では外相の王氏はおろか、外交を統括する楊(よう)潔(けつ)●(=簾の广を厂に、兼を虎に)(ち)氏も党トップ25人の政治局に入っていない。習指導部が「大国外交」を打ち出し、国際秩序に深く関与する姿勢を強める中で、職業外交官を重用する流れが生まれつつある。

 北京の政治研究者は「王氏の仕事ぶりが評価されたと同時に、知日派を重用するという決定でもある」と王氏の昇格について指摘し、改善基調にある日中関係にもプラスの影響を及ぼすと分析する。

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