PR

ニュース 国際

【主張】亡命ロシア人襲撃 北朝鮮とどこが違うのか

Messenger

 英国の南部で亡命者として暮らしていた元ロシア情報機関員(66)とその娘(33)が、神経剤「ノビチョク」で襲撃されて、意識不明の重体となっている。

 非道な暗殺未遂事件であり、英政府は捜査の結果、ロシア政府の関与をただした。ロシアは直ちに否定した。

 メイ首相は、英国駐在のロシア外交官23人の国外追放や、ハイレベル協議停止などの制裁措置を断行した。英国への武力攻撃ではないかとして、国連安全保障理事会にも提起した。

 主権と国の安全を侵された英国が、毅然(きぜん)とした対応をとったのは妥当である。

 「ノビチョク」は旧ソ連が1970~80年代に開発した。「高度な施設と専門知識を持つ国家でなければ製造できない」(英国連次席大使)種類の化学兵器である。メイ氏は「ロシアは現在も製造能力を持つ」と指摘している。

 ロシアが直接襲撃したか、「ノビチョク」を適切に管理せず、暗殺者の手に渡ったかのどちらかだと考えるしかあるまい。

 2006年にはロンドンで、亡命中のロシアの元情報機関員が、放射性物質によって暗殺されている。このときも英政府はロシアを非難し、双方が外交官を国外追放する事態となった。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ