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繰り返される韓国大統領経験者の悲劇 政治報復に終わりはあるのか 李明博元大統領出頭 

14日、ソウル中央地検に出頭し、記者団の前で発言する韓国の李明博元大統領(共同)
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 【ソウル=名村隆寛】韓国の李明博(イ・ミョンバク)元大統領が在任中の収賄などの疑惑で検察に出頭したことで、現行憲法下で全斗煥(チョン・ドゥファン)、盧泰愚(ノ・テウ)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)、朴槿恵(パク・クネ)の歴代大統領に続き、5人目の大統領経験者が刑事責任を追及される見通しとなった。

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は「積弊清算」を昨年の政権発足当初から掲げ、保守政権の「不正追及」に力を注いできた。とくに李政権下の09年に、弁護士時代からの仲間であった盧武鉉氏が不正資金疑惑で検察に事情聴取された直後に自殺した経緯がある。文、李両氏は因縁の仲とされ、李氏の取り調べは不可避といわれていた。

 李氏は1月に側近2人が逮捕されたとき、「捜査が最初から私を標的としていることは明らか。政治報復だ」と文政権を批判。文氏は「沸き上がる怒りを禁じ得ない」と非難で返した。

 出頭の際、李氏は、元大統領への捜査が「歴史上、今回で最後になることを望む」と語った。存命中の大統領経験者は、李氏と文氏以外の全員が在任中の不正疑惑などで起訴され、うち2人が服役した。

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