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習近平指導部の5年で汚職立件25万4千人 閣僚級以上は120人失脚

全人代で握手する中国最高人民検察院の曹建明検察長(左)と最高人民法院の周強院長=9日、北京の人民大会堂(共同)
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 【北京=西見由章】中国最高人民検察院(最高検)の曹建明検察長は9日、全国人民代表大会(全人代=国会)で活動報告を行い、習近平指導部発足後の2013~17年の5年間に汚職事件で立件した公務員は25万4419人で、直前の5年間と比べて16・4%増加したことを明らかにした。立件された閣僚級以上の幹部は120人に上り、うち105人が起訴された。

 習氏が「トラもハエもたたく」と宣言して展開した反腐敗闘争は、習氏の後継候補と目された前重慶市党委書記の孫政才前政治局員や石油閥のドン、周永康元政治局常務委員ら多くの政敵を失脚させ、習氏への権力集中の土台となった。習指導部は昨年秋の党大会以降も人民解放軍の房峰輝・前統合参謀部参謀長の送検を公表するなど、闘争を継続する構えをみせている。

 一方、最高検の活動報告は17年の立件公務員数を記載していないが、過去の発表数値を基に産経新聞が集計したころ、4万6113人と過去5年間で最も少なく、最多だった14年よりも9千人近く減少した。腐敗摘発がピークを過ぎたことを示唆している。

 また活動報告は過去5年間の総括として「反(国家)分裂、反スパイ、反邪教闘争」を展開し、「政権の安全や制度の安全」を断固守ったと言及した。

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