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重体の元スパイに神経剤使用 ロンドン警視庁、妻と息子も不審死、関連を捜査

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 【ロンドン=岡部伸】英南部ソールズベリーでロシア連邦軍参謀本部情報総局(GRU)のセルゲイ・スクリパリ元大佐(66)と娘のユリアさん(33)が重体で発見された事件で、ロンドン警視庁は7日の記者会見で、何者かが2人を標的に神経剤を使ったと断定し、殺人未遂事件として捜査していると明らかにした。元大佐の妻と息子も不審な死を遂げており警視庁は全容解明を急ぐ。

 二重スパイだった元大佐は4日、娘とともにソールズベリーの商業施設のベンチで意識不明となっているのが見つかった。現場に駆け付けた警察官1人も神経剤を摂取したとみられ重症になっている。警察当局は科学捜査を進め、神経剤の特定を進めているが詳細は不明だ。7日には、事件直前に2人が立ち寄ったイタリア料理店とパブを家宅捜査し、神経剤がどのように使われたか調べた。

 英タイムズ紙は7日、政府筋の情報として英情報局保安部(MI5)はロシアが英国の二重スパイとなって祖国を裏切った元大佐の暗殺を図ったとの見方を強め捜査していると報じた。元大佐の妻は2012年に59歳で子宮内膜がんを患い死亡。次男(44)が昨年ロシアのサンクトペテルブルクで事故死し、長男も2年前に不審死しており、MI5などが事件に関連があるとして死因の究明に乗り出した。ロイター通信によると、米当局筋は英警察がロシア関与の可能性を中心に捜査していると述べた。

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