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【南北会談】「単純には楽観できない」米政権、懐疑論も根強く

会見で北朝鮮問題についての質問に答えるトランプ米大統領=6日、ワシントン(ロイター)
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 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は6日、米朝対話による非核化の実現に期待を示した。ただ、北朝鮮に核放棄の意思があるかどうかについてはトランプ政権内部でも懐疑論が根強く、米政権は訪米する韓国の訪朝特使団トップから南北会談での合意内容の詳細について説明を聞く方針だ。

 国務省のナウアート報道官は6日の記者会見で、鄭義溶・韓国大統領府国家安保室長らが訪米することを確認した上で、韓国側から「会談の全容について説明を受けることを期待する」と述べた。米政権高官も同日、韓国政府の説明を通じて「(北朝鮮の意図を)詳細に把握した上で判断する」と語るにとどめた。

 トランプ政権高官は北朝鮮による非核化への意思表示について、過去にも国際社会に核放棄を確約する裏で核・弾道ミサイル開発を続けてきた「前科」があることを念頭に「これまでも米国に疑念を抱かせただけに、単純には楽観できない」と述べた。

 実際、コーツ米国家情報長官は6日、上院軍事委員会の公聴会での証言で、「北朝鮮が核放棄に応じることを示す兆候はない」と指摘し、北朝鮮との非核化対話の行方について「非常に懐疑的だ」と語った。国防情報局(DIA)のアシュレー局長も同公聴会で「北朝鮮に核・弾道ミサイル開発をやめる意思などない」と強調した。

 ペンス副大統領も6日、「北朝鮮の金正恩体制に核開発をやめさせるため、米国と同盟諸国は最大限の圧力をかけ続ける」などとする声明を発表した。

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