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【南北会談】韓国側板門店会談、金正恩委員長側が選択 父、金正日総書記との違い打ち出し

5日、平壌で韓国大統領府の鄭義溶国家安保室長(手前左)の手を握る北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長。労働新聞が6日掲載した(コリアメディア提供・共同)
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 【ソウル=桜井紀雄】韓国と北朝鮮が4月末の開催で合意した南北首脳会談をめぐり、軍事境界線がある板門店(パンムンジョム)の韓国側施設での実施は、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長側が選んだことが分かった。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が7日、与野党代表との会合で明らかにした。文氏は「究極の目標は核廃棄だ」と指摘し、会談や対話のために制裁を緩和したり、「プレゼント」を与えたりすることはないと強調した。

 韓国側が「平壌、ソウル、板門店のどこでもよく、板門店の南北双方の管轄区域を行き来することもできる」と提案したのに対し、最終的に北朝鮮が板門店の韓国側施設を選択したという。金正日(ジョンイル)総書記との過去2回の会談はいずれも平壌で開催。金委員長は韓国側に出向く“度量”を示し、父との違いを打ち出す狙いがあるとみられる。

 文氏は、非核化をめぐり米朝対話が必要で、米韓合同軍事演習は延期できないという韓国の意見にどう対処するか「判断できる人物は金委員長しかいない」と考え、特使団の派遣に踏み切ったと説明。「結果的に期待以上に受け入れられた」と述べた。北朝鮮が非核化の意思を示したことを受け、米朝が「予備的対話に臨む程度には(条件が)整った」とし、南北首脳会談の「条件が醸成されたと判断した」とも語った。

 「トランプ米大統領も訪朝結果を肯定的に見ているのではないか」と述べる一方、「今は薄氷を踏む状況で、楽観してはならない」と慎重な立場も示した。

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