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【全人代開幕】中国、習近平氏の個人独裁回帰へ ネット上に「皇帝」批判

中国全人代が開幕し、会場の大型スクリーンに映し出された習近平国家主席=5日、北京の人民大会堂(共同)
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 【北京=藤本欣也】中国共産党は5日開幕した全国人民代表大会(全人代=国会)で、建国の父、毛沢東への権力集中や個人崇拝を反省して確立した集団指導体制を事実上放棄、習近平国家主席(党総書記)による個人独裁体制への回帰に向けた法整備、機構改革に着手する。

 中国では、個人崇拝を背景に権力を自在に操った毛沢東主導の文化大革命によって社会が大混乱に陥り、多大な犠牲を払った。1976年の毛の死後、実権を握った鄧小平はこの反省を踏まえて、個人独裁を廃した集団指導体制を確立。党最高指導部を構成する政治局常務委員による合議制を整備した。国家主席の任期についても「連続2期10年」という上限を設定し、3選を禁じた。

 しかし、習氏は「立ち上がり、豊かになり、強くなる」中華民族の復興を掲げ、毛、鄧に続く習時代を「強国」への道と位置づけている。今世紀半ばまでに「社会主義現代化強国」を実現するという長期的な国家目標を達成するため、自らに権力を集める独裁色の強い統治システムへの転換にかじを切った形だ。

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