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中国、国家主席の任期撤廃の改憲案提出 習近平氏の長期政権に現実味

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中国、国家主席の任期撤廃の改憲案提出 習近平氏の長期政権に現実味

中国の習近平国家主席 中国の習近平国家主席

 【北京=藤本欣也】中国共産党中央委員会が、国家主席の任期を連続2期10年までとする条文を憲法から削除する改憲案を、全国人民代表大会(全人代=国会)に提出したことが25日、明らかになった。3月5日に開幕する全人代で可決される公算が大きい。中国国営新華社通信が25日、伝えた。

 現行憲法では、2013年に国家主席に就任した習近平氏(総書記)の任期は22年で終わる。改憲案が可決され、任期が撤廃された場合、23年以降の3期目の続投も可能となる。建国の父、毛沢東に匹敵する異例の長期政権に向けた布石といえる。

 全人代では、習氏の指導理念を憲法に明記する改憲案も承認される見通し。党内外では習氏への個人崇拝の動きが広がっており、習氏の独裁体制が一層強化されることになる。

 国家主席は国家機構のトップで、国家元首に相当する。党トップである総書記の任期については党規約に明確な規定はない。

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