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【正論3月号】慰安婦問題で日本を批判してきた韓国がウソ謝罪碑を復活させた本当の理由 大高未貴

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【正論3月号】
慰安婦問題で日本を批判してきた韓国がウソ謝罪碑を復活させた本当の理由 大高未貴

平昌五輪のスケート競技などが行われる江陵五輪公園からわずか数キロの所に設置された慰安婦像 =1月29日、韓国・江陵(早坂洋祐撮影) 平昌五輪のスケート競技などが行われる江陵五輪公園からわずか数キロの所に設置された慰安婦像 =1月29日、韓国・江陵(早坂洋祐撮影)

 ちなみに奥氏は昨年12月、日本の予算で建てられたサハリン帰還者が住む集合住宅「希望の村」を訪問し、サハリンから帰還した年配者達と懇談したが、「あなたのご先祖、もしくはあなたは日本軍によってサハリンに強制連行されたのですか?」と問うと誰しも怪訝な顔をして「そんなことはありえない」と言い返されたという。80歳の張日三氏は、喜んで名前を漢字で書いてくれ、偶然にも高木健一弁護士をよく知っていて彼の通訳もしたという。「高木さんは韓国語が上手だけど、細かい言い回しを私がフォローしてあげたんです。えっ? 強制連行? 冗談じゃないですよ。私たちは強制連行されたわけじゃない」と答えたというから驚きだ。

 ちなみに高木氏は韓国から1989年に国民勲章「韓国国民勲章牡丹章」を授与され、中国同胞タウン新聞第153号に、こう紹介されている。「永住帰国したサハリン同胞には、まことにありがたい日本人である。

 高木健一弁護士は、(略)1973年に弁護士としての活動を始めた頃、サハリン朝鮮人が訪れて支援を要請したのがきっかけとなり、現在まで35年以上をサハリン朝鮮人1世たちの問題に関心を持って活動をしてきた。35年間の彼の活動と成果は大変大きかった(略)日本政府を相手に70件の訴訟を起こして、サハリン朝鮮人に対する補償支援に使われた日本のお金が75億円に達する」(2009年)

韓国の懐事情

 朝日新聞が吉田証言を集中的に報じた時期(1982年~83年、1990年~94年)と、日韓関係の動きを調べてゆくと奇妙な事象が浮かび上がる。奇しくもこの時期、韓国経済は疲弊気味で日本の支援を必要としていたのだ。

 1983年1月、当時の中曽根康弘首相は韓国側に7年間で約40億ドルを目途とする円借款供与を表明し、この円借款が切れたのが90年だ。しかも円借款を約束する3年前より、韓国から日本に対し驚くべき要請がなされていた。80年9月、軍事クーデターで全斗煥大統領が就任。同年、韓国の盧信永外務部長官(外務大臣)が突然、駐韓日本大使を招致し、日本に対し100億ドルにも及ぶ経済支援要請を行ったという。詳しい経緯は元韓国大使の小倉和夫氏の『秘録 日韓1兆円資金』(講談社)で「1兆円を日本からむしり取った韓国の交渉は、いかに傲岸不遜で、かつ貪欲だったか!?」という内容が紹介されている。

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