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文在寅政権、北朝鮮に過度な気遣い 米韓首脳会談も詳細明かさず

 【ソウル=名村隆寛】米韓首脳の電話会談について韓国大統領府は3日、平昌冬季五輪の成功に向け緊密に協力していくことを、両首脳が確認したと発表した。

 両首脳は約30分間通話。トランプ氏は北朝鮮をめぐる軍事的緊張によって「3、4週間前までは多くの国が五輪参加をためらい取り消しも検討したが、今は懸念することはない」とし、「(米国は)100%韓国とともにいる」と述べた。また、3月のパラリンピック終了まで米韓合同軍事演習を保留しする考えを示したという。

 文在寅大統領は「五輪を契機とした南北対話の流れを持続させ、朝鮮半島の平和定着に寄与することを望む」と述べ、五輪の開会式に出席するペンス米副大統領の訪韓がそのための重要な転機になるよう伝えた。

 韓国大統領府は、両首脳が五輪後の朝鮮半島情勢について話したと説明したが、内容は公表していない。また、ホワイトハウスは、北朝鮮の人権問題についてトランプ氏が語ったとしているが、韓国側の発表では触れられてはおらず、トランプ氏が北朝鮮との対話に言及した部分もない。

 韓国政府は開幕式での南北合同入場行進や南北合同チームなど、南北参加での五輪を成功させたい考えだ。このため、選手への接し方をはじめ、北朝鮮を極力刺激しないよう過度に気を使っている。韓国大統領府が電話会談に関し無難な発表に終始した背景に、文在寅政権の事情がうかがえる。

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