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【米一般教書】北非難は異例の5分以上、脱北者らを招待… 金正恩体制は「邪悪」

1月30日、ワシントンの連邦議会議事堂でトランプ米大統領から一般教書演説中に紹介され、松葉づえを掲げて応える脱北者のチ・ソンホ氏(AP)
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 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は1月30日の一般教書演説で、北朝鮮の金正恩体制を「邪悪」と呼び、核・弾道ミサイル開発を続ける北朝鮮について、5分以上という異例の長い時間にわたって非難した。特に注目されたのは、列車にひかれて左手足を失った後、2006年に脱北したチ・ソンホ氏を議場に招待したことだ。

 トランプ氏から「北朝鮮の体制の不気味な性質の目撃者」として紹介されたチ氏は北朝鮮に住んでいた当時、食料と交換する石炭を盗もうとしたが空腹のため線路の上で気絶し、列車にひかれて左手足を失った。その後、脱北を決意し、松葉づえをついて中国、東南アジアを経て韓国に脱出。現在はソウルを拠点に脱北者の救出支援などに携わっている。

 トランプ氏がチ氏に「あなたの多大な犠牲に私たちは感銘を受けた。自由の中で暮らしたいという人間の心の底からの願いを体現するものだ」と称賛すると議場は総立ちとなり、大きな拍手がわき起こった。チ氏は、この日議場に持参した、脱北の際に使った松葉づえを高々と掲げて拍手に応えた。

 議場には北朝鮮に約1年半にわたって拘束され、昨年6月に昏睡状態で帰国した後に死亡した米国人大学生、オットー・ワームビアさんの両親も招かれた。

 トランプ氏は、「北朝鮮の邪悪な性質を見れば、彼らが米国と同盟国に対してどのような核の脅しをかけてくるかは明白だ」と警鐘を鳴らした。

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