産経ニュース

ニュース 国際

記事詳細

更新

【イラン反政府デモから1カ月】
国民99%がイスラム教徒

 イランは国民のほぼ全員がイスラム教を信仰する国だが、旧来の呼び名である「ペルシャ」には、7世紀に始まったイスラム化以前からの長い歴史がある。紀元前6世紀に成立したアケメネス朝ペルシャが西アジアに覇を唱えたことへの誇りなどが、宗教と並んでイラン人のアイデンティティーを形作っている。

 信仰面では、イスラム教の預言者ムハンマドとその娘婿アリーの血統を信奉するシーア派が90~95%を占め、スンニ派は5~10%。ほかにゾロアスター教やキリスト教などが0・3%程度いるとされる。

 1979年には世俗化政策を進めたパーレビ朝が民衆蜂起で崩壊。シーア派指導者、ホメイニ師の下で「ヴェラーヤテ・ファギーフ(イスラム法学者による統治)」を原理とする革命体制が成立し、ホメイニ師が「大悪魔」と呼んだ米国との対立を深めた。(岡田美月)

「ニュース」のランキング