産経ニュース

ニュース 国際

記事詳細

更新


中国の2社が申請取り下げ 旧正月の増便めぐり

 【高雄(台湾南部)=田中靖人】台湾の航空当局が中国の航空会社2社の臨時増便許可を引き延ばしていた問題で、対象の2社が30日、増便の申請を撤回すると発表した。

 中国の東方航空とアモイ航空はそれぞれ声明を発表し、2月16日の春節(旧正月)前後の計176便を取り消すとした。第1便が2月3日に迫っており、2社とも台湾当局に「強い不満と非難」を表明した。

 取り消しで中国大陸から台湾への帰省客約5万人に影響すると予測されているが、台湾当局は中国大陸に近い台湾の離島に軍の輸送機を派遣して不足分を補う計画を立てている。

 台湾当局は、中国が台湾海峡の中間線付近に設定した民間機航路の全面使用を「一方的に始めた」として、この航路を使用する2社が申請した臨時増便を「当面、許可しない」と主張。中国当局に協議の席に着くよう呼びかけていた。

関連ニュース

「ニュース」のランキング