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グテレス氏、評判上々 国連事務総長就任1年 「存在感が薄い」と酷評された前任者の「潘基文式」を変革

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グテレス氏、評判上々 国連事務総長就任1年 「存在感が薄い」と酷評された前任者の「潘基文式」を変革

 【ニューヨーク=上塚真由】グテレス国連事務総長が昨年1月に始動してから1年がたった。「存在感が薄い」と酷評された潘基文(パンギムン)前事務総長時代の反省から、グテレス氏は強い指導力を買われ選出された経緯がある。加盟国から大きな期待が集まる中、無難な“滑り出し”を見せている。

 「調整型の官僚タイプ」と評され、会見などで用意された原稿を読み上げていた潘氏。これに対し、英語、フランス語、スペイン語などを流暢(りゅうちょう)に操るグテレス氏は、自分の言葉で国際社会に強いメッセージを伝えるスタイルで、加盟国からの評判も上々だ。

 国連職員は「潘氏時代には、会議の下準備の段階で結論が決まっていることがあったが、グテレス氏は会議の途中で指示を出し、決断する。トップダウン型のリーダーだ」と話す。

 近年は国連平和維持活動(PKO)の隊員らによる性的虐待事件が起き、「国連が変革すべきときに最も適した指導者だ」と国連内での信頼感は厚い。

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