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米空母が3月にベトナム寄港へ ベトナム戦争後初 中国の南シナ海軍事拠点化に対抗

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米空母が3月にベトナム寄港へ ベトナム戦争後初 中国の南シナ海軍事拠点化に対抗

フィリピン海を航行する原子力空母カール・ビンソン(手前)。後方は海上自衛隊の護衛艦「あしがら」(左)と「さみだれ」(米海軍提供) フィリピン海を航行する原子力空母カール・ビンソン(手前)。後方は海上自衛隊の護衛艦「あしがら」(左)と「さみだれ」(米海軍提供)

 【ワシントン=黒瀬悦成】米国防総省は25日、米原子力空母カールビンソンが今年3月にベトナム中部ダナンに寄港する見通しであると発表した。同日ハノイで行われたマティス国防長官とゴ・スアン・リック越国防相との会談で、寄港に向けた最終調整を進めることで合意した。1975年のベトナム戦争終結後、米空母がベトナムに寄港するのは初めて。

 南シナ海の領有権問題で中国と対立するベトナムにカールビンソンを寄港させるのは、南シナ海の人工島に大規模軍事基地の構築を進めている中国に対抗し、「航行の自由」や「法の支配」に基づく「自由で開かれたインド太平洋地域」の実現を目指す立場を打ち出す狙いがある。

 トランプ大統領は昨年11月にベトナムを公式訪問した際、米越の共同声明で2018年に寄港を実現させる方針を表明していた。

 米国は17年10月、中国による南シナ海などでの膨張戦略をにらみ、ベトナムと海洋安全保障、人道支援・災害救援、平和維持活動の3分野を軸とした、防衛協力強化に向けた3カ年行動計画を開始しており、米空母の寄港は米越の緊密な連携を中国などに誇示する機会となりそうだ。

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