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【露大統領選】(4)革命から100年 変わらぬ「専制の国」

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【露大統領選】
(4)革命から100年 変わらぬ「専制の国」

 昨年9月下旬から今月上旬まで全80回にわたって連載した「百年の蹉跌(さてつ) ロシア革命とプーチン」では、1917年のロシア革命がもたらした悲劇や、現代にまで残る革命の「負の遺産」について紹介した。革命から100年の歴史を通じて浮かび上がるのは、皇帝、ソ連共産党書記長、ロシア大統領と職位の名前は変われど、基本的にロシアは「専制の国」であり続けたという現実である。

 帝政ロシア最後の皇帝、ニコライ2世は1917年の二月革命で退位した。十月革命を受けて発足したソ連では、共産党による一党独裁制のもとで、レーニン、スターリン、フルシチョフ、ブレジネフ、アンドロポフ、チェルネンコ、ゴルバチョフの各指導者が国を治めた。91年のソ連崩壊後、ロシアではエリツィン氏が初代大統領を務めた。

 この間、純粋な民主的選挙によって政権交代が起きたことは1度もない。

 ソ連時代には、失脚したフルシチョフ氏を除く全員が、前任者の死去に伴って最高指導者となった。現ロシア大統領のプーチン氏は、連邦保安局(FSB)長官だった99年、エリツィン氏から後継指名を受け、翌年3月の繰り上げ大統領選で当選した。

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