産経ニュース

【日豪首脳会談】豪州、日本接近強める 対中国の「ブレ」に不安も

ニュース 国際

記事詳細

更新

【日豪首脳会談】
豪州、日本接近強める 対中国の「ブレ」に不安も

オーストラリアのターンブル首相(左)を出迎える安倍晋三首相=18日午後、首相官邸(斎藤良雄撮影) オーストラリアのターンブル首相(左)を出迎える安倍晋三首相=18日午後、首相官邸(斎藤良雄撮影)

 日本とオーストラリアの関係が急速に深まっている。日本側は「豪州が日本に接近している」と歓迎する。ただ豪州は、中国との距離感で振れ幅が大きく、政権交代が頻繁であることが難点だ。今後は相互にとって安定的な日豪関係を築けるかが課題となる。

 「日豪は目を見張るような関係になっている。共通の利益、価値観に基づいて成果が達成されている」

 ターンブル豪首相は18日、首相官邸で開かれた国家安全保障会議(NSC)特別会合の冒頭で、こうあいさつした。昭和32年に当時の岸信介内閣が締結した日豪通商協定を「日豪関係を切り開いた」とも表現し、平成19年の「安全保障協力に関する共同宣言」を打ち出した安倍晋三首相をたたえた。

 ターンブル氏にとって今回の訪日は今年最初の外国訪問だ。来日は、昨年12月に入って豪州側から打診され、一時は2月になりかけたが1月に前倒しされた。

 日本側は短い調整期間で、日本と安全保障分野を中心とした関係強化に期待を寄せるターンブル氏の思いに応えようと、陸上自衛隊習志野演習場の視察やNSC特別会合をセットして手厚くもてなした。

続きを読む

「ニュース」のランキング