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ロシアのラブロフ外相、日本の「イージス・アショア」導入を牽制 米のイラン核合意撤退は「北問題に悪影響」

地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の実験施設=10日、米ハワイ州のカウアイ島(共同)
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 【モスクワ=遠藤良介】ロシアのラブロフ外相は15日、外務省で年頭の記者会見を行い、日本政府が対北朝鮮防衛の目的で米国製の地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の導入を決めたことについて、「ミサイル防衛の問題は日露関係を暗くしている」と牽制した。米国のトランプ大統領がイラン核合意からの撤退を警告していることをめぐっては、北朝鮮問題に悪影響を与えるとの見方を示した。

 ラブロフ氏は、イージス・アショアが「攻撃兵器を搭載可能な発射装置」を用いるとして懸念を表明。米国はイージス・アショアの運用に関与しないとの日本政府の説明には「重大な疑問がある」と語った。

 プーチン露政権は、米国が北朝鮮問題に乗じ、北東アジア地域での軍事力を強化することに警戒感を強めている。

 一方、ラブロフ氏はイラン核問題に関し、「米国はイランが弾道ミサイル開発を中止するよう要求しているが、イランはそれについて(核合意で)何の義務も負っていない」と発言。「北朝鮮の立場に身を置いてみなさい」と述べ、トランプ米政権が対イラン制裁の再導入をちらつかせていることを批判した。

 ラブロフ氏はまた、北朝鮮問題をめぐって16日にバンクーバーで予定される20カ国参加の外相会合を「有害だ」と批判した。中露は会合への不参加を決めている。ラブロフ氏は、朝鮮戦争の国連軍参加国を主体とした会合であると指摘し、開催目的を疑問視した。

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