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【薄氷の祭典 平昌五輪まで1カ月(下)】チケットあっても客は来ず!?ぼったくり余波、厳寒開会式、紙切れトイレ!

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【薄氷の祭典 平昌五輪まで1カ月(下)】
チケットあっても客は来ず!?ぼったくり余波、厳寒開会式、紙切れトイレ!

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 最も関心を集めている一つが“厳寒の開会式”だ。夜間に開会式が行われる平昌の「オリンピックプラザ」は大会後に一部解体されるため、天井が設けられず、吹きさらしとなる。この地域は強風で知られ、体感温度が氷点下20度近くに下がる恐れもあるという。

 昨年11月に五輪を記念した韓流アイドルらのコンサートが開かれた際、低体温症で救急搬送される観客も出た。組織委は急遽、会場を防風幕で覆うことを決めた。客席付近にヒーターを設置するほか、観客に使い捨てカイロや膝掛けなど「防寒5点セット」を配る予定だ。ただ、大会関係者は「前もって個人で寒さ対策をしてもらうことも必要だ」と強調する。

 周辺のトイレの整備も進み、開閉会式場がある横渓のバスターミナルのトイレも改装された。しかし、記者が何度か見ても、トイレットペーパーは改装前同様、切れたまま。ソフト面での配慮が行き渡っていない現状を印象づけた。

 さまざまな不安要素を抱えながら来月には、韓国の威信を懸けた五輪が幕を開く。(平昌 桜井紀雄)

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