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【アメリカを読む】米国は中露の影響力増大を防げるか 米国家安保戦略を読み解く

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【西半球(中南米)】

 米国の「裏庭」として国益に深く結び付く中南米が、中露にとっての草刈り場になることをトランプ政権は強く懸念している。

 NSSは、中国が国家主導の投資や貸し付けで中南米を「自らの領域」に引き入れようとしているとした。また、中国はロシアとともにベネズエラの独裁体制を支援するほか、各国への軍事協力や武器輸出を進めているとし、民主主義国家とともにその「脅威」に立ち向かうと約束した。

【アフリカ】

 ここでも中国の脅威が強調される。アフリカにとっての最大の貿易相手国になった中国の取引慣行が「各国のエリート層を腐敗させ、長期的な発展をむしばんでいる」と指摘した。

 米国としてアフリカ諸国の指導者層の腐敗や人権侵害を防ぐため、個人への独自制裁や経済援助の凍結を検討するとした。

 大統領選で国際紛争への介入に否定的だったトランプ氏は2017年、シリアのアサド政権を攻撃し、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)掃討を加速させ、北朝鮮に「最大限の圧力」をかけた。米国を「世界の輝く模範」(NSS)とし、世界各地での中露やイランの影響力増大を食い止めることができるかが18年、トランプ氏に問われている課題だ。

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