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【WEB編集委員のつぶやき】薄氷の平和の日本 2018年に贈る言葉は「天は自ら助くる者を助く」だ

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【WEB編集委員のつぶやき】
薄氷の平和の日本 2018年に贈る言葉は「天は自ら助くる者を助く」だ

 そして日本。自民党憲法改正推進本部(細田博之本部長)は20日、改憲関する「論点取りまとめ」を了承した。「自衛隊」に関しては、(1)9条1、2項を維持した上で、自衛隊を憲法に明記(2)戦力不保持を定めた9条2項を削除し、自衛隊の目的・性格をより明確化させる案の両論を併記した。だが、条文案策定に向けた具体的日程は示されず自民の“本気度”に疑問が残る。

 細田氏は、「来年に向け党内意見を集約しなければならない」と話したが、「有事」が起こってからでは遅い。悠長過ぎやしないか。

 日本の平和は「日米安保」が基軸なのは変わらない。しかし平和憲法を念じているだけでは崩壊する。 

 小野寺五典防衛相は8日、戦闘機用の長距離巡航ミサイル導入に向けた関連予算を平成30年度予算案に計上する方針を発表した。さらに政府は19日の閣議で、地上配備型の弾道ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」を2基、自衛隊に導入する方針を決定した。「現実」が憲法をどんどん追い越していく。これらの理論的根拠となる「憲法9条への自衛隊明記」は一刻を争う命題だ。

 2018年の日本に言葉を贈るとすれば「天は自ら助くる者を助く」だ。   

(WEB編集チーム 黒沢通)

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