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【WEB編集委員のつぶやき】薄氷の平和の日本 2018年に贈る言葉は「天は自ら助くる者を助く」だ

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【WEB編集委員のつぶやき】
薄氷の平和の日本 2018年に贈る言葉は「天は自ら助くる者を助く」だ

 2017年も残り1週間余り。日本の平和が薄氷の上にあることを強く感じる昨今だ。去年の今ごろ書いた当コラムを一部抜粋する。

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 中国海軍の空母「遼寧(りょうねい)」が12月25日、沖縄県の宮古海峡を太平洋に向けて初めて通過した。日本の防衛省は能力誇示を狙ったものと分析した。10日には戦闘機など中国軍機6機が沖縄本島と宮古島の間の公海上空を通過、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)した。11月25日にも6機が同空域を通過した。(2016・12・26掲載)

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 そして今年。

 防衛省統合幕僚監部は12月18日、中国軍のスホイ30戦闘機など計5機が東シナ海から対馬海峡を通過し日本海を往復飛行したのを確認したと発表した。航空自衛隊の戦闘機がスクランブルした。中国軍の戦闘機が対馬海峡を通過したのは初めて。

 台湾とフィリピンの間のバシー海峡から飛来した中国軍のY8電子戦機が沖縄本島と宮古島間の上空を抜け、中国本土方面へ飛び去ったのも確認された。

 2016年には「中国海軍の空母『遼寧』が、沖縄県の宮古海峡を太平洋に向けて初めて通過」し、2017年には「初めて中国軍の戦闘機が対馬海峡を通過」と、中国の実力行使がエスカレートしている。2018年も「初めて~」という記事を見るのは必至なのだ。

 中国の報道官は同日、「日本海は日本の海ではない」と言い放った。

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