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台湾当局、統一派の政党幹部を拘束 中国当局反発「恣意的な迫害」

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台湾当局、統一派の政党幹部を拘束 中国当局反発「恣意的な迫害」

 【台北=田中靖人】台湾の司法当局が中国との統一を主張する政党「新党」の幹部の身柄を一時拘束し、中国当局が「恣意(しい)的な迫害で厳正に抗議する」(国務院台湾事務弁公室)と反発する騒動になっている。

 台北地方法院検察署(地検)は19日、中国のスパイを取り締まる「国家安全法」違反容疑で、新党の幹部(30)ら4人の事情聴取を試み、拒否した1人の身柄を一時拘束した。

 聴取は、9月に同法違反で有罪判決を受けた中国人の元留学生が、同党にも接触していたことが判明したためだという。だが、幹部らは郁慕明党主席に同行し9~16日に訪中、兪正声全国政治協商会議主席らと会談したばかりだった。

 台湾の研究者は、中国当局が捜査を中国に友好的な人物への狙い撃ちだと解釈し、報復として中国在住の台湾人を拘束する可能性があると警鐘を鳴らしている。

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