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【米国家安保戦略】対中で警告と配慮 権威主義強固で警告も北情勢をにらんで配慮

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【米国家安保戦略】
対中で警告と配慮 権威主義強固で警告も北情勢をにらんで配慮

国家安全保障戦略について演説するトランプ米大統領=12月18日、ワシントン(AP) 国家安全保障戦略について演説するトランプ米大統領=12月18日、ワシントン(AP)

 国家安全保障戦略は米中関係に関し、「歴代政権は中国を第二次大戦後の国際秩序に組み入れれば中国を自由主義化できると信じて政策を進めてきた」と指摘した上で、そのような希望とは裏腹に、中国が権威主義システムを一層強固にするとともに核戦力を含む軍備拡張を続けていると強調し、従来の対中政策は失敗だったとの認識を示した。

 とくに、「中国がインド太平洋地域で米国に取って代わることを目指している」と危機感を表明。インド太平洋で現在起きているのは「世界秩序をめぐる『自由』または『抑圧的』な展望を持つ勢力による地政学的せめぎ合いだ」との認識を示した。

 その上で、中国が同地域で経済的影響力や軍事的威迫によって周辺国を屈服させていると指摘。南シナ海では軍事拠点の構築で自由で円滑な交易を危機に陥れ、他国の主権を脅かし、地域を不安定化させていると警告した。

 ただ、こうした厳しい対中認識とは裏腹に「中国とは引き続き協力を目指す」との立場を強調。中国による知的財産権の侵害や技術取得を目的とした米企業の買収などを問題視したものの、具体的にどう対抗していくかについては明確な指針は打ち出されなかった。

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