産経ニュース

ニュース 国際

記事詳細

更新


台湾でP3C部隊完成 中国に対抗 南シナ海哨戒も

1日、台湾南部・屏東県の空軍基地で、正式に退役した対潜哨戒機S2T(台湾・国防部提供) 1日、台湾南部・屏東県の空軍基地で、正式に退役した対潜哨戒機S2T(台湾・国防部提供)

 【台北=田中靖人】台湾が米国から購入した哨戒機P3C12機の部隊編成が完了し1日、台湾南部・屏東県の空軍基地で式典が行われた。増強が進む中国海軍の潜水艦に対応するほか、中国が人工島の造成を進める南シナ海での哨戒任務にも当たる見通し。

 これまでの対潜哨戒機S2Tは艦載型で航続距離が短い上、導入は50年前の1967年で老朽化が進んでいた。P3Cは2001年の米ブッシュ(子)政権下で売却が承認されたが、1機目の納入は13年まで遅れた。台湾の国防部(国防省に相当)は、P3Cは約12時間の連続飛行が可能で、対潜哨戒能力が大幅に向上するとしている。

 式典では蔡英文総統が訓示し、「P3Cの全機納入で、軍の戦力はさらに強化される」と述べた。台湾では13年以降、哨戒機は海軍ではなく空軍が運用している。

このニュースの写真

  • 台湾でP3C部隊完成 中国に対抗 南シナ海哨戒も

「ニュース」のランキング