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【大韓航空機爆破テロ30年(2)完】金賢姫元工作員、日本文化にハマる2人の子供「お母さんみたいに日本語が上手なら…」  

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【大韓航空機爆破テロ30年(2)完】
金賢姫元工作員、日本文化にハマる2人の子供「お母さんみたいに日本語が上手なら…」  

2009年3月、韓国・釜山で、田口八重子さんの長男、飯塚耕一郎さんを抱きしめ涙を流す金賢姫元工作員(右)=早坂洋祐撮影 2009年3月、韓国・釜山で、田口八重子さんの長男、飯塚耕一郎さんを抱きしめ涙を流す金賢姫元工作員(右)=早坂洋祐撮影

 保守政権に代わった後の09年には、思わぬ出会いもあった。日本語教育係として北朝鮮で約2年間寝食を共にした拉致被害者の田口八重子さん(62)の長男、飯塚耕一郎さん(40)との釜山での対面だ。

 北朝鮮で「子供に会いたい」と涙を流す田口さんの姿は今も目に焼き付いている。田口さんに代わって耕一郎さんを抱きしめた。翌年、軽井沢では、田口さんが好きだったナスの料理を一緒に作った。「本当に親子になったよう」に感じた。だが、そこには肝心の田口さんだけ欠けていた。

   ■ ■ ■

 長男は高校生、長女は中学生に成長し、共に学校では第2外国語として日本語を習い、日本にハマっている。長男は日本のゲームやアニメ映画「君の名は。」に夢中になり、「ただいま」や「ごちそうさま」と日本語であいさつする。

 長女も「私もお母さんみたいに日本語が上手なら、いいな」と言う。韓国で就職難の中、2人には「日本語を一生懸命やりなさい。日本で就職できるかも」と言い聞かせている。

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