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中国陸軍、厳寒下の軍事演習 中朝国境管轄部隊、北朝鮮を牽制か

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中国陸軍、厳寒下の軍事演習 中朝国境管轄部隊、北朝鮮を牽制か

北京で行われた中国共産党大会の開幕式に向かう中国人民解放軍の代表ら=10月(共同) 北京で行われた中国共産党大会の開幕式に向かう中国人民解放軍の代表ら=10月(共同)

 【北京=藤本欣也】中朝国境地帯を管轄する中国人民解放軍の北部戦区の陸軍部隊が大規模な軍事演習を行い、関心を集めている。実戦さながらの演習には北朝鮮の軍事的挑発を牽(けん)制(せい)する狙いもありそうだ。

 人民解放軍機関紙、解放軍報などによると、演習は今月下旬に始まり、厳寒のもと、長距離の機動訓練や実弾射撃を実施。マイナス17度の内モンゴル自治区東部の大草原では、強力な電磁妨害や航空戦力も交えながら、対抗戦形式の実兵演習が行われた。

 今回の演習は、北部戦区部隊の規模・組織などが改編されてから初めて行うもので、目的は、冬季の軍事作戦に関するデータ収集や部隊の改善すべき点の調査などに置かれた。特に、厳寒の環境でも装備などに不具合が生じないことを目標に実施されたという。

 演習成果は、「北部戦区の部隊が冬季の実戦に備える上で有益な資料になる」(解放軍報)としている。

 北部戦区をめぐっては、米軍の制服組トップ、ダンフォード統合参謀本部議長が今年8月、遼寧省を訪れ、中国の房峰輝・統合参謀部参謀長(当時)とともに同戦区の軍事訓練を視察したことがある。

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