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【トランプ政権】米行政機関にトップ2人の「珍事」 トランプ氏指名者とオバマ政権の後継者、法廷闘争に発展

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米行政機関にトップ2人の「珍事」 トランプ氏指名者とオバマ政権の後継者、法廷闘争に発展

マルバニー氏(AP) マルバニー氏(AP)

 【ワシントン=塩原永久】米オバマ前政権が設立した金融監督機関「消費者金融保護局」(CFPB)の局長人事をめぐり、オバマ時代に就任した元局長から後継指名された職員と、トランプ大統領が別に指名した人物が、ともに「自分が代表者だ」と主張する異例の事態となっている。問題は訴訟に発展しており、27日、双方が職員に激励の電子メールを送り、職員が戸惑っている。

 CFPBは、金融危機の反省からオバマ政権が作った金融規制改革法(ドッド・フランク法)の柱として設立され、消費者保護の観点に立って、金融取引を幅広く監督してきた。

 問題の発端は、オバマ政権下で局長に就いた民主党系のコードレイ氏が24日、任期満了前に辞任したことだ。コードレイ氏は暫定的な局長代理として、長年のCFPB幹部だったイングリッシュ氏を任命。ところがトランプ氏は数時間後、共和党議員出身のマルバニー氏(現・行政管理予算局長)にCFPB局長代行を兼務させる人事を発令した。

 トランプ政権は金融規制を緩和させる方針を掲げている。規制強化を進めたオバマ氏の「遺産」であるCFPBを、トランプ氏は以前から「権限が強大過ぎる」などと強く批判。マルバニー氏もCFPBの“解体論者”として知られる。

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