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【歴史戦】上海に「東京裁判記念館」 大学が建設計画 中国、愛国教育の拠点化 “戦勝国”の立場アピール

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【歴史戦】
上海に「東京裁判記念館」 大学が建設計画 中国、愛国教育の拠点化 “戦勝国”の立場アピール

取材に応じる上海交通大・東京裁判研究センター長の程兆奇教授=10月、中国・上海(共同) 取材に応じる上海交通大・東京裁判研究センター長の程兆奇教授=10月、中国・上海(共同)

 【上海=河崎真澄】第二次世界大戦に敗れた日本の戦争責任を戦勝国側が裁いた「東京裁判(極東国際軍事裁判)」に関する記念館の設置を、中国の上海交通大学が計画していることが25日、分かった。文献や証言の資料を中国側の視点で展示。「愛国教育基地」として公開する見通しだ。

 同大学は2011年に開設した「東京裁判研究センター」で、人道に反するなどとされたB・C級戦犯の研究を行ってきた。同センターで収集した資料の展示に加え、国際シンポジウムなどを開催するという。設置時期は未定だが、関係者によると、キャンパス内に開設する可能性がある。

 これまで同センターでは東京裁判の法廷記録(全80巻)や、証拠文献集(全50巻)を出版。昨年は文献データバンクを開設し、研究者向けなどとして、ネット上で「東京裁判」の資料検索システムも構築して、着々と準備を進めてきた。

 中国では昨年、上海師範大学が“慰安婦”問題をめぐり、キャンパス内に少女を模した像2体と、「中国慰安婦歴史博物館」を設置した経緯がある。研究の名目で、大学を舞台に歴史問題で日本に対する圧力を強める狙いがありそうだ。

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