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「中国こそ世界最大の民主国家」 共産党理論誌の主張に批判続出 「黒を白に」「恥知らず」

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「中国こそ世界最大の民主国家」 共産党理論誌の主張に批判続出 「黒を白に」「恥知らず」

中国の習近平国家主席 中国の習近平国家主席

 【北京=西見由章】中国共産党の理論誌「求是」の最新号に「中国こそが世界最大の民主国家だ」と題した文章が掲載され、改革派知識人らから批判の声が上がっている。10月の党大会でも習近平総書記(国家主席)が「わが国の社会主義民主は最も広範で真実性があり有用な民主だ」と強調しており、一党独裁維持への危機感を背景に国内外からの“民主化圧力”をかわす狙いがありそうだ。

 著者は北京外国語大学党委書記の韓震氏。韓氏は、欧米メディアがインドを世界最大の民主国家だとし、その国力が中国を凌駕(りょうが)することを期待しているのは「価値観の操作」だと批判し、中国の社会主義制度に「非民主」のレッテルを貼るのが目的だと主張した。

 さらに現代の欧米の民主制度は「金銭政治とポピュリズム政治になり、さまざまな集団が権力を奪い合うゼロサムゲームだ」と指摘。一方、中国は幹部の職務終身制を撤廃し、人民代表大会制度を改善するなど「公民の秩序ある政治参画を拡大」しているとした。

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