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北朝鮮寄港の貨物船入港か 千葉県警聴取も出港許す

北朝鮮の漁船に救助した3人を引き渡す海上保安庁の小型ボート(手前)=16日午前、能登半島沖の日本海上(第9管区海上保安本部) 北朝鮮の漁船に救助した3人を引き渡す海上保安庁の小型ボート(手前)=16日午前、能登半島沖の日本海上(第9管区海上保安本部)

 今月3日に千葉港に入港していた香港籍の貨物船の船員が停泊中、千葉県警の事情聴取を受け「今年冬に2回、北朝鮮に寄港した」と証言していたことが16日、捜査関係者への取材で分かった。証言が事実なら、北朝鮮に寄港した全船舶の日本への入港を禁じた法律に違反することになる。

 しかし、県警は必要な刑事手続きなどを取らないまま出港を許していた。警察と海上保安庁との間で情報共有もできていなかったとみられる。入港禁止措置は、北朝鮮への独自制裁の一環だが、実効性に疑問符が付いた格好で、政府は対応を迫られそうだ。

 関係者によると、貨物船は「OCEAN SKIPPER」号(乗組員22人)。船員は千葉県警の任意の事情聴取に対し「1月と2月に1回ずつ、北朝鮮の羅津港に寄り、それぞれ石炭を数万トン積んで中国に運搬した」と話していた。船内の書類にも羅津港から中国に石炭を運んだ記録が残っていた。

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