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米露首脳会談見送り、プーチン氏が強い不満 「関係者処分する」

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米露首脳会談見送り、プーチン氏が強い不満 「関係者処分する」

APEC首脳会議の写真撮影に向かうトランプ米大統領(手前右)とロシアのプーチン大統領=11日、ベトナム中部ダナン(ロイター=共同) APEC首脳会議の写真撮影に向かうトランプ米大統領(手前右)とロシアのプーチン大統領=11日、ベトナム中部ダナン(ロイター=共同)

 【モスクワ=黒川信雄】ベトナム中部ダナンで開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席したプーチン露大統領とトランプ米大統領による正式な米露首脳会談が11日、見送られた。インタファクス通信によるとプーチン氏は同日、会談見送りは米露が外交文書の内容で一致しなかったことなどが背景にあったと会見で明かし、関係者を「処分する」とまで述べて強い不満を示した。

 両首脳は当初、正式会談の実施に前向きな姿勢を見せていた。会談見送りについては双方とも日程の問題などを挙げているが、米国でロシアの米大統領選介入疑惑をめぐる捜査が進展する中、世論の反発が必至のプーチン氏との会談をトランプ氏が避けた格好だ。ラブロフ露外相も10日、会談見送りの見通しを受け、米側を激しく批判していた。

 一方、露大統領府によると両首脳は11日、共同声明を発表しシリア情勢での協力継続を表明した。両首脳は、APEC首脳会議での記念撮影前に短時間協議したとみられ、その際合意したもよう。プーチン氏は必要なことは話せたとも語り、会談見送りの影響は少なかったと強調した。

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