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エボラ熱流行時に職員不正 赤十字、6億円超の損失

 国際赤十字社・赤新月社連盟(IFRC、本部スイス・ジュネーブ)は6日までに、エボラ出血熱が流行した西アフリカで2014~16年に職員らが不正に関与し、計約600万スイスフラン(約6億8千万円)の損失が出たと発表した。

 IFRCとAP通信によると、シエラレオネで職員と地元の銀行員が共謀し為替レートを不適切に設定した疑いがあり、IFRCに約213万スイスフランの損失を与えた。

 ギニアで通関サービス業者による水増し・架空請求が行われたほか、リベリアでも救援物資などの水増し請求に関する不正の証拠が見つかったという。IFRCは「言語道断だ。関与した職員の責任を追及する」とコメントした。

 エボラ熱の流行は13年12月にギニアで始まり、リベリアとシエラレオネに拡大。約1万1300人が死亡し、16年6月に世界保健機関(WHO)が終息を宣言した。現地では多くの赤十字職員が患者の治療や感染予防に携わった。

       (共同) 

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